ドキュメンタリ宣言3

今日は、ガンと闘う鳥越俊太郎さんを追いかけたものだった。
6年前だったか、ガンが発見されてから、つい最近4度目の手術。
最初の発見は、直腸ガン。
ガンというものは、無事摘出できても、やっかいなのは「転移」の可能性が残る事。
鳥越さんの場合は、まさしくそれにあたり、肺や肝臓へ転移し、そのたびに手術。
鳥越さんは言う、「疑わしきは罰する、手術する。」
何度も同じような事を繰り返せば、慣れる事もあるだろう。
しかし、回を重ねるたびに深まる、「不安」。
「今度こそ」…「すべてを取り去る。」or「生きて帰れないかもしれない。」
4度目の手術の際に入院した病室は、奇しくも戦友とも言える筑紫哲也さんがいた病室だった。
不思議な偶然。
その裏返しにある、「筑紫さんと同じように・・・」という不安。
でも、今回は、筑紫さんは応援側にたったのか、鳥越さんは、再びカメラの前に立つ事が出来た。

私の父も、胃ガンだった。
もっともっと前の事だったから、手術はしたが、その後亡くなってしまった。
もし、今胃ガンだったのなら・・・、医学の発達のおかげで助かっていたかもしれない。
でも、それは「助かっていたかも」である。
どれほどガンは進行していたかもわからないし、進み具合によっては、おそらく同じ結果になっていただろう。
しかし、医学の進歩のおかげで、この世の中でどんなにたくさんの人が助かっている事だろう。
鳥越さんも、痛み止めについて、以前の手術の時にはなかった装置の事を語っていた。
今では、2,30分おきに患者の方で痛み止めを作用させる事が出来る。
患者の方のリスクを少しでも減らしてくれている。
何度も手術している者は、明らかに進歩を感じている。
鳥越さんは言う。
「これから大事になるのは、ガンと共に生きる、つまりガンとの共存だ。」と。
再発のおそれを抱えながら、いかに自分の中にガンの存在を受け入れていくか、それが大事なのだ。
恐れてばかりでは、楽しくない。
今回の事で、鳥越さんは、「限られた命」を実感したという。
しかし、それも良かったと。
自分がガンになったら・・・?
そんな事を深く考えさせられる番組だった。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック