ザ・ソングライターズ

昨夜、NHKの「佐野元春のザ・ソングライターズ」を見た。
ゲストは小田和正。
もう還暦を過ぎた小田さんと歌詞について佐野さんとのトーク番組。
大学生を目の前にしてのトークショー形式だったので、どこか照れくさがっていたりもしたけど、なかなか興味深い内容だった。
その中で佐野さんが朗読していた「the flag」。
   ただ 若かったから それだけのことかな
   あの頃 僕らは傷つけ合っていた
   汚れなき想いと 譲れない誇りと
   迷いのない心は どこへ行ったんだろう
   あのとき掲げた 僕らの旗だけが
   今も流れている 時の風の中で
   それからの 僕らに 何があったんだろう
   変わってしまったのは 僕らの方なんだ
   自由な旗を 僕らは たたんで
   二度と そこから 飛び立つことはなかった
   やがていつの日か この国のすべてを
   僕らが この手で 変えてゆくんだったよね…

                 CD「個人主義」より
今まで何気なく聞いていた曲だったけど、実は小田さんの大学時代を振り返った歌だったと知った。
曲がついていると、何気なく聞き逃してしまうが、「汚れなき想いと譲れない誇りと」というのは、重い意味を持つ。
大学時代は建築士を目指していた小田さんが、建築の仕事に就いていった友人たちに「何をしているんだ」と言われることのないシンガーになろうとがんばっていたと語っていた。
誰のために歌を作るかの質問に、自分のためでもあり、誰かへのメッセージでもあるとの答え。
歌詞をよく読むと、作詞家の想いが現れてくる。
「the flag」は小田さんが同年代への応援歌として作った歌。
あの頃の自分たちを思い出し、またがんばろうと。
小田さんは笑いながら言ってた、「俺、風が好きなんだよね。すぐ風っていう歌をつくっちまう。」
この歌詞の中にも「風」が出てくる。
同じく「個人主義」の中に、「風のように」という歌も入っている。
  移りゆく時の流れのままに ただ身を任せているだけなら
  高い丘の上にのぼって 風に吹かれていたい
  失うことを恐れることなく 輝いていた日々を今は忘れて
  高く高く 信じるままに 秋の空のように…
ただ流れに身を任せているだけでなく、その流れを起こす風を感じていたいと・・・。

私はどう生きるだろう?
ただ流れに身を任せているだけ?
風を感じることができるところに行ける?

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

根魚
2009年07月07日 00:52
 小田さんの学生時代の同級生がT大学で建築学の教授をしています。愚息が講義を受けた先生でもあります。
 それからベッラメンテは超オススメです。

この記事へのトラックバック