プレシャス

TSUTAYAディスカスで、「プレシャス」をレンタルした。
この映画、以前友人と見に行きたいと言っていたもの。
もともとは、友人の方が行きたがっていた。
最初の頃は、梅田の方でしか上映していなくて、
その後しばらくして、ジストシネマでも上映。
友人と約束してたのだが、私の方で都合が悪くなり、見に行けず。
で、レンタルにて鑑賞。

題名は、主人公の名前。
16歳のプレシャスは、極度の肥満体型のうえ読み書きも出来ず孤独に堪え忍ぶ日々。
この年齢にして2度目の妊娠。
どちらも彼女の父親によるレイプが原因。
母親は、そんなプレシャスを容赦なく虐待し続ける。
その上、生活保護だけは得るために、役所の人間が来たときだけは取り繕う。
妊娠が理由で学校を停学になった彼女は、校長の勧めでフリースクールに通うことになる。
彼女はそこでレイン教師運命的な出会いを果たし、仲間を得る。

このプレシャスは、本当にひどい毎日を送っている。
妊娠も自ら望んだものではない。
「不幸」を背負って歩いているような彼女だが、
その中で、とてつもなくかなうはずのない夢だけは抱いていて、
その夢に時折逃避する。
あまりの不幸の連続に、途中から見ていられないような感じだったが、
友人が見たがっていたし、きっといいものだろうと思い、
最後まで見た。
やっと幸せが訪れそうになるたび、容赦なく不幸が飲み込む。
その中で、彼女は愛を見つけ、自分の子どもたちを守っていこうとする。
そして、普段はとんでももない奴らだが、
彼女のことを思ってくれる仲間たちが彼女を支える。
プレシャスにとって、この教師レインとの出会いが大きい。
レインは、彼女のために、いろいろと手を尽くす。
誰も信じられないプレシャスにとって、唯一逃げ込むことができた存在。
最後は、プレシャス自身が強くなっていくのだが、
なかなか濃い内容。
実際にこういう事もきっとたくさんあるのだろう。
なぜ、母親が虐待し続けたかは、最後に母親の告白から明かされる。
日本でも、幼児虐待が問題視されているが、
本当のところの問題解決が、何件できているのだろう?
映画の最後に流れる写真は、プレシャスの幼かった頃。
その顔には、決して笑顔がない。
子どもなら、このころカメラに向かってきっと微笑んでいるはずなのに。

重~い内容の映画だった。
これを映画館で見ていたら・・・。
ずしっと肩に重いものが乗っかかったかもしれない・・・。

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