慈光院

昨日、矢田寺の後は、慈光院へ。
ここは、私にとっては初めてのお寺。
行ってまず入っていく道に驚き
細い石畳、「歩行者に気をつけてこの坂を上がってください。」と書かれている。
どうぞ、誰も上から下りてきませんようにと祈りながら、
ゆっくりと坂道を上っていく。
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これは駐車した後、上から撮った写真。
誰にも出会わず、よかった、よかった・・・。
そして一之門。
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ここは茶道石州流の宗家になるからか、
その門も何となく「わび・さび」の世界が始まっている感じがする。
特に派手な造りというのではないが、
妙に落ち着く感じがする。
その門をくぐって、さらに石畳の参道が続き、茨木門へ。
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茨木門をくぐって、慈光院の中へ。
静かなたたずまいの中、
入ってすぐに「書院でお茶をどうぞ。」と言われる。
上の間で庭園を見ながらお抹茶をいただく。
その時に出されたお菓子がこれ。
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あっさりした甘さで、ちょっとほっこりできた。
その後は、庭園を鑑賞。
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この手水鉢(つくばい)、「角バラズ」という。
角が取れて、丸い。
人間も丸くっていう意味だろう。
他に「女ノ字」という手水鉢もあるそうだが、気づかなかった。
続いて茶室を拝見。
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ここは、国指定の重要文化財だとか。
「高林庵」という名前で、現存している最古の茶室だとか。
そこから本堂へ。
渡り廊下から、中庭の五葉松が見える。
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雨に濡れ、その緑が色鮮やかである。
先ほどまでいた矢田寺では色とりどりの紫陽花が咲き、
派手やかな感じであったが、
ここ慈光院はしっとりとした落ち着きが感じられ、
何も花が咲いていなくても、
初夏の趣が感じられる。
渡り廊下から見える、絵画のような庭。
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この窓枠が、ちょうど「額縁」の働きをなす。
中庭の借景が本当に美しい。
本堂に行くと、ちょうどご住職がいて、いろいろと説明してくれた。
まつられている三体、釈迦如来像、片桐石州像、開山玉州和尚像、
それぞれにまつわるお話。
そのあと、特別に本堂の中に入れてくださって、
天井絵の龍を鳴かせてもらえた。
「龍を鳴かせる」とは?
その部屋で手をパンと打つと、ビンと響く。
その音を、「龍が鳴く」というらしい。
さらに、その龍を平山郁夫画伯が描いたと教えてくれたのだが、
パンフレットにはしっかり「入江正巳画伯が描いた」と書いてあった。
どっちが本当?
天龍寺や他のお寺で見た龍の絵よりも、やや線が弱い感じ?
ここでも今日はひどい雨になりませぬようにと祈ってから外に出る。
門から出て駐車場に向かう時、ふと見つけた、先ほどのお菓子と同じ形。
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どうやら片桐家の家紋らしい。

慈光院は落ち着いた雰囲気で、
どことなく雨が似合うお寺のように感じた。
京都のお寺とはまた違う、
奈良らしいお寺のように思ったのは私だけ?

慈光院
大和郡山市小泉町865

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